もちゃろさん原作の『明けの花に嘴』のネタバレと感想になります。
こちらの作品は現在第1巻、続きものになります
作品情報
「このひとだから、嫌われたくないのだ」
目白一族から疎まれていた小鳥・朝凪。どういうわけか、鷹の王・白栄に見初められ嫁入りすることになる。恐ろしい猛禽のはずが、触れてくる手は優しくて…。
せっかくなら仲良くなりたいけれど、中途半端な私のカラダを見たらきっと幻滅してしまうに違いない。 そんな不安を抱えたまま迎えた初夜。荒い息、そして滲んだ汗…なんだか旦那様の様子がおかしくて――?
ドロドロ系が苦手、純愛系がすきなひと
処女開発がすきがすきなひと
あらすじ
こちら「明けの花に嘴」の1巻のあらすじ になります。
鳥と獣人(鳥にも人型にもなれる人間)の世界。
鷹の君が治める百鳥の楽園のお話。
物語は、鷹の王、白栄(しらはえ)と、主人公の朝凪(あさなぎ)が結婚することから始まる—
人の姿にも、鳥の姿にもなりきれない朝凪は、肩から先が鳥の翼のまま。
人型になりきれない中途半端な身体のせいで、一族からはぞんざいな扱いを受けて育っていたが、
そんな朝凪に、突然鷹の王から求婚の話が舞い込んだ。
成鳥になり次第鷹の王に嫁がせれば、
朝凪の目白一族を猛禽類の餌にはしない という条件もあり、
朝凪は一族のために 成長するまで正室としての教育を受け育てられてきた。
そして今日、ついに婚姻の日が来たのだ。
嫁ぎにくるまで白栄とは会ったこともなかった朝凪だったが、
婚儀の最中も緊張した自分を気遣うなど、
猛禽類は恐ろしいと思っていたが、優しい人なのではないかと思い始めていた
そしていよいよ、二人は初夜を迎える—
控えめでいじらしい性格。でも見た目がとってもかわいらしいです 顔だけなら女の子!!!
そして白栄様はイケメンのTOPオブTOP!!
鷹×目白 の異種交配 眼福です!!
御帳台で王のお渡りを待つ朝凪。
自分の半端な身体を見て白栄がどう思うか心配する朝凪だったが、
なぜかはわからないが自分を望んでくれた白栄とは、せっかくなら仲良くなりたいと思っていた。
侍女に灯りを消すようにと指示する白栄。
やはり自分の姿がだめだったと思った朝凪は、
声を出さないようにと言われ、せめてそれ以外は粗相がないようにしなければと考え我慢しようとするが、
侍女とは違う白栄の雄の指の感触に、思わず反応してしまい—
白栄の態度が豹変し、そのまま目も合わせず寝台を後にしてしまうのだった—
白栄の態度が急変したのは、
愛おしいと思えば思うほど、相手を噛みたい、食いたいと思ってしまう『愛喰み』(ういばみ)という衝動を抑えるためであった。
なにげに白栄様が朝凪を触る方の手だけ手袋を外しているのがツボです
初夜を中座されたことによって、
自分に不都合があったと気を落とす朝凪。
朝凪を側に置きたくて 強引に自分の元に輿入れさせた白栄。
再び朝凪の元へやってきた白栄。
昨夜の粗相を謝ろうか悩む朝凪だったが、
変わらず優しい白栄の態度にどうしていいかわからず動揺する。
夫としての愛情表現である求愛の給餌(きゅうじ)をする白栄。
朝凪は疑問に思っていたことを口にする。
なぜ自分を妻に娶ったのか—
姿のことを気にして自信がない様子の朝凪に、自分自身はどうしたいのか—と白栄は尋ねる。
突然刺客から弓矢で襲われてー!?
感想まとめ
実は1話が電子で配信された時からずっと気になっていた本作。
やっとコミックス化!!やっとこの手に!!
ありがとうございます!!
世界観がドンピシャで好き!
異世界設定ですが、
平安時代くらいの文化を参考にしているのかな、と思うシーンがちらほら
和装×イケメン は破壊力抜群ですね!!
なにより作者様、「もちゃろ」さんの画力がすごい!
各ページとても丁寧に書き込まれていて
どのページをめくっても絵巻物を見ているみたいに美しいです
2巻もまとまるのが楽しみですね!(利休はコミックス派です)
内容読まなくても、絵だけでもずっと見てられます!
一人で慰めるシーンも見たことがありますが、
これは斬新なシチュ!!!
二人はまだ今作では結ばれるまでに至っておりません。
これからふたりの関係が、どのように進展していくのか楽しみです