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跪いて愛を問う【Dom/Subユニバース】ネタバレ・感想

Dom/Subユニバース作品、山田ノノノさん原作の『跪いて愛を問う』のネタバレと感想になります。

作品情報

跪いて愛を問う【電子限定おまけ付き】

“支配”されて、喜ぶなんて――…。「人を支配したい」Dom(ドム)と「支配されたい」Sub(サブ)、「第二の性」を持つ人が存在する世界。生活のためSub専用クラブでキャストとして働く正己は、転校生の悠生にSubだと指摘され命令(コマンド)された瞬間……!? 魂と本能で求め合うDom/Subユニバース!

Dom/Subユニバースの世界観がすき
ハッピーエンドが好きな人
ツンデレが好きな人
Dom/Subユニバースとは・・・?
この漫画の設定で使われているのはDom/Subユニバースという特殊世界設定です。
発祥は海外の二次創作らしいです。
Dom、Subといった男女性とは異なる性が存在しています。
ここより先はネタバレを含みます。苦手な方はご遠慮ください。

あらすじ

主人公の正巳(まさき)は、昼間は高校生として学校に通いながら、
夜は生活のためにSub専用クラブでキャストとして働くという生活を送っていた

そんな折、ある日店を出たところで人に話しかけられる。

自分の昔の客だと思い込み、店の名刺を渡してその時は追い払ったつもりだったが、
次の日学校に行くと、その相手が同じ学校に転校してきた伊達悠生(だてゆうせい)だったと知ることになる。

年齢詐称をして店で働いていることを自らバラした形になってしまった正巳は、
悠生を呼び出し口止めをしようと交渉するが、
悠生の口から出た取引の条件は、「友達になろう」というものだった。

面白いことをいう悠生に心を開きかけたのも束の間、
悠生からSubであることを突然指摘され、受け入れられずブチギレる正巳。

 

自らのことをずっとNormalだと思って生きてきた正巳は、
自分のことをSub扱いしようとしてくる悠生に強い反発を覚えるのだが、

正巳のフェロモンが漏れていることを悠生が指摘し、
Sub用の抑制剤を服用するよう促す。

当然受け入れられない正巳は反発しようとするのだが、

正巳の身を案じていた悠生はついに堪忍袋の緒が切れ、
正巳にコマンドを発する—

 

 
利休(りきゅー)
正巳くん、SubなのにSub専用のクラブで働くって、危うすぎ~っ。それまで優しかった悠生くんが、Domスイッチ入った瞬間Sみが増すのも、ドキドキしちゃいますね~♥
 

初めて悠生のコマンドを受けた正巳は一瞬でSubとして陥落。

頭で否定していても本能には逆らえず軽くサブスペースに入ってしまうほど悠生とのプレイに溺れてしまう。

初めて本能が満たされた正巳は、
圧倒的な多幸感の中で眠りにつくのだった。

 

悠生がなぜそこまで自分の面倒を見るのか理解できない正巳だったが、

悠生は正巳に運命を感じていると告白する

そんな悠生に戸惑いまくった正巳は怒って悠生を家から追い出すが、
Subとしての自分を認めざるを得なくなった正巳はもらった抑制剤を服用しながら、また夜の仕事を再開していた。

 

 
利休(りきゅー)
普段は超ツンツンで強がって愛想のない正巳が、Subに目覚めた瞬間トロトロほやほやになっちゃうギャップがエグすぎいぃぃぃぃ!!耳キーンなるわ!!!そしてどんな正巳も受け入れる攻めの愛の深さ・・・!すばらしいです
 
 
支配されたい己の欲求を感じながらも、抑制剤を服用してなんとかやり過ごしていた正巳。
しかし同じくDom用の抑制剤を服用し、副作用でしばらく休んでいた悠生と久しぶりに学校で会った瞬間、
正巳の身体から抑えきれないほどのフェロモンが暴発してしまう。
お互い発情した状態で学校で隠れてプレイに及ぶ二人だったが、
正巳の処理を手伝った悠生はコマンドを使わずに我慢しようとする
自らの欲求を抑え込み、正巳の同意なしにプレイをしない約束を必死に守ろうとする悠生の姿を見た正巳は、
悠生は今まで見てきたDomとは違うと認める
 
それから二人の距離は近づき、
悠生とするプレイにも抵抗がなくなった正巳は、
半同棲のような形で悠生と過ごすようになる
順調に見えた二人の関係だったが、
過去に正巳がひどく当たったSubの客に正巳がSubだったことがバレてしまい、
その客は裏切られた気持ちから正巳に復讐しようとしてきて—
 

感想まとめ

Subだった正巳が、どうして今までSub専用のクラブで働いていても大丈夫だったのか、

どうしてNormalだと思い続けていられたのか—

その秘密がわかった瞬間、感動で泣きそうになりました。

これは深い愛の物語です。

 

気になるDom/Subプレイの内容は・・・?

今回の攻め悠生くんは、Domみが強い方だと思われます!

イコール、私好みのDom攻め!

個人的にはせっかくDom/Subユニバースを読むのなら、
Domにはドムドムしていてほしいのです!(ナニイッテンダコイツ・・・)

Subの子はその限りではないんですけどね・・・
DomにはDomみを求めてしまう・・・

 

そして今作品では包容力強めの重めDomにどんどん絆されていくツンツンSubの様子が楽しめます。

受けの正巳も、悠生と再会するまではひとりで生き抜いてきただけあって、
守られているだけではないある種のたくましさのようなものがあって、
そこも私が好きな部分であったりします。

二人にはずっと幸せでいてほしいなと、願ってしまいます。

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