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恋するミルククラウン【全2巻】【完結】 ネタバレ・感想

まさき茉生さん原作の『恋するミルククラウン』のネタバレと感想になります。

こちらの作品は全2巻、現在完結しております

作品情報

「ほしがりさん」ボーイズバーで働く向坂玲音は、特定の相手を作らず『自分を好きと言ってくれる子達』に、男女問わず愛を振りまいている。

そんな生き方が原因で、ある日バーに通う女の子から詰められた玲音は、派手に水をかけられカフェの店内で虚しく濡れ鼠になっていた。
手を差し伸べてくれたのはカフェのオーナーである帆高柊介。柊介は優しい雰囲気を纏った大人の男で、その日を境に玲音を激甘に可愛がっている。最初は胸やけしていた玲音も悩みを聞いてもらううちに気を許し、はじめて『受ける側』でのセックスを経験する。
柊介がするSMっぽいセックスに、心も身体も興奮することを知った玲音。しかし『自分が誰かに愛され続ける』想像がつかなくて――。

執着系の攻めがすきなひと
かわいい受けで燃えるひと
SMっぽい少しディープめなプレイがすきなひと
ここより先はネタバレを含みます。苦手な方はご遠慮ください。

あらすじ

こちら「恋するミルククラウン」の1巻のあらすじ になります。

 

ボーイズバーで働く向坂玲音(さきさかれお) は、
自分に気があると思っていた同じボーイズバーで働く同僚の高澄一志(たかすみかずし)に彼氏ができてから、
無性にイライラする日が続いていた。

以前までは接客中に一志とのふれあい多めのBL営業をしていて、
一志の反応からも自分に気があると思っていたし、そんな一志の反応も気に入っていた怜音だったが、

いつの間にか一志は客の男と付き合いはじめ、
今では自分が悪者のようになっている状況が面白くなかったのだ

 

一志へのイライラから仕事にも影響が出ていて、
ついには下半身も反応しなくなり、遊び相手と楽しめないまでになってしまっていた

そんなある日、
バーの客から呼び出され、
自分の来る者拒まずの態度のせいで付き合っていると勘違いしていた相手を逆上させてしまい、
カフェで派手に水をかけられてしまう

 

するとそんな様子を見ていたカフェのオーナーが、
すぐさまタオルを持ってきて怜音を気遣ってくれる

カフェ店員が似合うさわやかイケメン。
やけに自分に親切にしてくるその男を、お人好しそうと思う怜音。
またおいでと言うその男を残して、その日はカフェを後にするのだった—

 

数日後、
今度は怜音の働いているボーズバーの方にやってきたカフェ店員の男。

カフェでつい愚痴ってしまった職場の気に入らない相手が一志だとわかると、
怜音が一志のことが好きで、未練があると指摘する

図星を当てられた怜音は、
仕事中にも関わらず、思わず男の胸倉を掴んでしまう

 

怜音の接客中の突然の失礼な態度に
バックヤードで店長と謝罪をすることになった怜音は、
そのままその日は帰らされてしまう

 

そのまま男の経営するカフェに寄ることになった怜音。
男は穂高柊介(ほだかしゅうすけ)と名乗った。

 

サンドイッチやカフェオレをふるまわれながら、
自分自身で気が付いていなかった一志への想いを つい相談する怜音。
そこで初めて、自分が一志に失恋したことを自覚するのだった—

 

 
利休(りきゅー)
柊介さん、爽やかイケメンでかっこい~

でも爽やかすぎて逆に怪し~
裏がありそうっていうか・・・

怜音くんは軽そうに見えて初めての失恋を自覚して落ち込んでてかわいい・・・隙だらけでおねえさん心配だよ・・・
 
一志への失恋を受け入れた結果、
ようやく一志への想いに折り合いがつけられるようになったのか、
心に余裕ができた怜音は今度は自分にとことん甘い柊介が、なぜ自分にだけそんな態度なのか気になり始める。
柊介の店でカフェオレを飲みながら話をするのが、いつの間にか心地よいと感じるようになっていた。
 
気持ちに踏ん切りがついた怜音は、
バーの営業終わりに一志へ今までの非礼を詫び、
好きだった と告白をして関係を終わらせてきた。
 
その足で柊介の店まで行き、
軽い気持ちで「振られてきたから慰めて」と甘えると、
予想をしていなかったキスをされてしまう
いつものように飲み物をもらいに来ただけのつもりだった怜音は、
戸惑いつつも柊介のされるがままに、
初めて柊介と身体の関係を持つのだった—
 
怜音に入れたいと言う柊介。
抱かれる側の経験は初めての怜音は、柊介がしたいなら、と柊介の要求を受け入れる。

少しSっぽい言葉攻めをしてくる柊介に、
今まで感じたことがないところばかりを攻められ、
怜音は初めての快感を経験したのだった—

 

 
利休(りきゅー)
で、でたーーー!!
振られたあとの付け込み慰めエッチ!!!

心がいちばんよわよわの時にこんなんされたら、誰でもふにゃふにゃになっちゃいますよね

やっぱ柊介さん、オオカミさんだったーーー!!(大興奮)
 

2年前
実は柊介と怜音は、2年前に一度出会っていた。
二十歳の誕生日に酒を飲まされ、
逃げてきて具合が悪そうな怜音を拾った柊介。
仕事の激務で疲れ切っていた柊介は、怜音を放っておけず近くのラブホテルに仕方なくチェックインし、
そこで一夜を明かしたことがあったのだ


そのことを覚えていて、その時の相手が怜音だと気付いていながらも、黙って怜音に近づいた柊介。
柊介との記憶がない怜音は、カフェでの時間潰しになぜカフェを始めたのかと質問する

すると柊介は、
2年前のサラリーマン時代、激務で疲れ切り、
無感情で生きていたが、
ある日すごく興味を惹かれる子と出会い、何かに興味を持つ嬉しさを教えてもらい、
その気持ちを大切にしようと思い
それがきっかけで興味があったカフェを開業することになった
と語りだす。
その相手がまさか自分だとは思わない怜音は、
その子に感謝していて
今その子に恩返ししたいと思ってる

という柊介が、絶対その子のことが好きだと考えモヤモヤしてしまう。
 
初めての夜から距離を置き、
夜に柊介と会うのを避けていた怜音だったが、
モヤモヤしたまま街を歩いていると柊介とばったり出会い、
つい流れで柊介の自宅に連れ込まれてしまう
そしてまた柊介に迫られ、断り切れない怜音はそのまま再び抱かれてしまい—
 

感想まとめ

 

このお話は、同じ作者さんの「恋するヒプノティックセラピー」のスピンオフです。
今回は、恋するヒプノティックセラピーで主役だった一志くんと同じバーで働く、
怜音くんが主人公のお話。

この作者さん、キャラの顔がかわいい割にけっこうえっちシーンはエロいのでとても素敵です

 
利休(りきゅー)
ありがとうございます
 
私は個人的にはもうちょっと攻めの感情の起伏も見たいのですが、
(特に抑えきれない表情などが見たい)
クール系の攻めがすきなひとはとても楽しめると思います。
 
怜音くんのストーカーのようなのもなので、
基本的な矢印は柊介さんが怜音くんに向けてる気持ちの方が大きい感じはするのですが、
怜音くんもクールなようでいて初心なところもあったり、
遊んでいただけあって興味がないようでいて相手の欲求には寛大なところがあったりと

なんだかんだとっても相性ぴったりな二人です
2巻もあるので、ぜひチェックしてみてください!

作品まとめ

今回は主に1巻のあらすじを紹介しましたが、
こちらの「恋するミルククラウン」の作品は全2巻、完結しております

2巻も気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください

恋するミルククラウン 1巻

恋するミルククラウン 限定版【小冊子付き】

 

恋するミルククラウン 2巻

恋するミルククラウン 2 限定版【小冊子付き】【電子限定描き下ろし漫画付き】
「全身、変えられてく」
ボーイズバーで働く向坂玲音とカフェを経営する帆高柊介は付き合い始めて3ヶ月。
出会った頃の玲音は、特定の相手を作らず『自分を好きと言ってくれる子達』に男女問わず愛を振りまき、たくさん痛い目にも遭ってきた。なので、柊介に溶けるほど甘やかされる毎日に、最初は戸惑いがあったものの、はじめて『受ける側』でのセックスを経験し、強く求められる感覚に恋人という存在を徐々に受け入れ始めている。
一方で、28才の柊介の周りには『将来』や『家族』といった現実的な問題が見え始めていて――。