2023年7月に新刊が配信された、
池玲文さん原作の『お父さんは性的コンテンツ』のネタバレと感想になります。
こちらの作品は全2巻、完結しております
『お父さんは性的コンテンツ』ってパワーワード、なんですか!?!?
こんなん期待値100で買うしかないじゃないですか、作者様、天才ですか!?
作品情報
「ずっと…怖がらせないように演技してただけだったら、どうする?」
水筒香は、日本を代表する俳優の一人。 その強すぎるフェロモンから「歩く性的コンテンツ」と呼ばれるほどだが、一児の父でもある。
22歳の脚本家・金屋敷司之介は、そんな香に幼い頃から憧れ、 叶わぬ恋心と並々ならぬ劣情を抱いていた。
大事な我が子・海香のためずっと恋愛を自粛していた香だったけど ある日を境に、海香は父親の『恋愛解禁』を宣言! 司之介は、香と同居するチャンスを掴む。 それから4年―― 香との縮まらない距離に、司之介は半ば諦めモード。 仕事もうまくいかず自暴自棄になっていたところ突然、香からキスをされて!?
芸能人・業界モノがすきなひと
美人天然受けが好きなひと
あらすじ
こちら「お父さんは性的コンテンツ」の1巻のあらすじ になります。
ウチのお父さんは 今日本で一番人気のある俳優だ—
という、海香(うみか)視点からはじまるお話。
水筒香(みずつつこう)は、オタクとイケメンの恋愛ドラマに主演し、その作品が大ヒット
そこからブレイクし映画や大河ドラマなどに引っ張りだこのイケメン俳優。
あまりの色気に、ある番組で出演者から言われた「歩く”性的コンテンツ”」という言葉がその年の流行語になり、
今では代名詞になった
子供の海香から見ると、家では普通の父親だが、
人気すぎてストーカーのようなファンのせいで引っ越したり、
父親を狙う変な男が近くに引っ越してきたり・・・と
その人気のせいで苦労をすることもあった
父親を狙う変な男—
と海香が認識している人物は、
金屋敷司之介(かなやしきしのすけ)という脚本家の男だった。
見た目はもっさりしていて、父親のことを明らかに狙っていて、ファンを通り越してストーカーのようになっている司之介。
司之介は海香から見て明らかに怪しいのに、
司之介にはなぜか優しい父親。
ある日昔子役で活躍していたという司之介の素顔をネットで知り、
父親が司之介に優しい理由を理解する。
昔、子役時代に父親とCMで共演していた司之介の姿は、絶世の美少年だったのだ
海香の父 香は、小さくて可愛いものに弱い。
母親と離婚してから、モテるのに恋人も作らず独り身を貫く父を心配する海香だったが、
自分が大人になるまで恋愛をするつもりはないという
そんな時、
司之介は自身が招いた炎上騒動のせいで仕事を失いかけていた
香の近くにいたくて香と同じマンションに越してきた司之介だったが、
仕事を失いかけているせいで家賃がのあてが危うく、
引っ越す可能性があることを香に伝えると、
司之介に同居を提案する香。
良い雰囲気になりかけた二人だったが、
そこに出かけたはずの海香が急に戻ってきて二人に衝撃のひとことを放つ。
初潮がきて、
大人になったので父親の恋愛が解禁になった
というのだった—
世界観を飲み込みきる前に訪れる怒涛の展開・・・!
情報量が多くて喉が詰まりそうになりながらも、その面白さにページをめくる手が止まりません。
司之介の期待をよそに香は海外へ
香の渡米中は海香と香の父親と3人で香の家に住むという、わけがわからない状況になって同居を開始してから、
二人の間には何もないまま4年が経過していた—
司之介の伸長を抜いてイケメンに育っていた—
海香に対する、香の態度を見て
自分に対しても”お父さん”として香が接していることを再認識する司之介。
香に八つ当たりする
感情をぶつけても父親のように司之介をなだめようとする香に、
そのまま香にキスされてしまい—
司之介は仕事仲間のプロデューサー、紀伊(きい)から呼び出され
別のスイッチが入った香を残し紀伊の元へと向かってしまう
しかしそれを寸でのところで華麗にかわす司之介!!
ようやく念願叶いそうなのに、かわすんかい!!
司之介に振り回される大人の男、香さんから目が離せません・・・!
WEB小説を原作として ドラマの企画が上がったというのだ
そのために司之介が役者を辞めたというのは、業界でも有名な話だったほどだ
自分に自信のない司之介は脚本の仕事を引き受けるかどうか迷いを抱えたまま、
香の待つ家に帰る
香のことを考えると急に蘇ってくるさきほどの突然キスされた記憶。
泥酔した状態で香の部屋へ突撃し、なぜ突然キスをしたのか問い詰める—
突然の変化が受け入れられず、
香に求められてもなお、
自分のことを性的な目で見れるのか信じられない司之介。
ずっと司之介が自分を求めてくれるのを待っていたが、
それでは伝わらないので本気を出すと宣言。
と司之介に詰め寄り、
初めて雄の欲望を司之介にぶつけてくるのだった—
感想まとめ
「お父さんは性的コンテンツ」
あまりの色気に歩く性的コンテンツともいわれた人気俳優、水筒香が、
ひとりの男になっていく物語—
香は俳優なので、
演技も上手で
どれがほんとの香かわからなくなるくらい、いろんな顔が見れます
この顔だから、プレイ中のちょっと芝居がかった悪い顔とかも、様になりますよね・・・
対して、
受けの司之介くんも、実は絶世の美形。
芸能界で数々の美人を目にしてきた香も、
司之介のうるうるおめめに迫られたらもう、断れない—
香に素直にとろっとろにされている司之介くん、さいっこうにかわいいです
展開が早く、
2巻の間にいろんなエピソードがちりばめられています。
ストーリーを楽しみたい派の人にもオススメ。
個人的には攻めの香さんの娘の海香ちゃん(息子だと思ってたら娘だった)がめっちゃツボ。
彼女だけでお話書いてほしいレベル。
イケメン女子!!
しかもイケメンパパに溺愛されている!!
しかもしかもイケメンパパの超美形彼氏と同居!!
多様な人間に囲まれて育った彼女はきっと、自由な選択肢の中から自分の将来を選び取るでしょう。
そんな彼女の将来が楽しみ~
まじでかっこいいしかわいい、ツボ・・・
作品まとめ
今回は主に1巻のあらすじを紹介しましたが、
こちらの「お父さんは性的コンテンツ」の作品は全2巻、完結しております
2巻も気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください