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躾けてとかして暴いて愛でて【Dom/Subユニバース】【全2巻】【完結】ネタバレ・感想

Dom/Subユニバース作品、桐式トキコさん原作の『躾けてとかして暴いて愛でて』のネタバレと感想になります。

作品情報

躾けてとかして暴いて愛でて【特典付き】

俺が絶対に支配(幸せに)してあげます 一途な年下ヤクザ×俺様整形外科医のDom/Subユニバース <あらすじ> 「先輩、骨の髄まで躾けてあげます」 整形外科で研修医をしている橘花純生(たちばな すみお)は、 Subとして「命令されたい」「支配されたい」という欲をコントロールしながら過ごしていた。 しかし、Domのパートナーがいない純生は 肉体的・精神的にも限界を迎えてしまったためSub専用風俗に足を運ぶことに。 そこで偶然にも高校時代の後輩で現・ヤクザの和二塚愛(わにづか いつみ)と再会するが、 Domである愛に「先輩のDomになりたい」と迫られてしまい…!? 年下ヤクザ×俺様整形外科医の一途で甘いDom/Subユニバース

Dom/Subユニバースの世界観がすき
学生モノがすき
天然美人受けが好きな人
Dom/Subユニバースとは・・・?
この漫画の設定で使われているのはDom/Subユニバースという特殊世界設定です。
発祥は海外の二次創作らしいです。
Dom、Subといった男女性とは異なる性が存在しています。
ここより先はネタバレを含みます。苦手な方はご遠慮ください。

あらすじ

主人公の橘花純生(たちばな すみお)は、研修医として働く傍ら、

己のSubとしての欲求が満たされず、抑制剤を服用して何とか凌いで生活していた

研修の途中で病院を転院することになり、
元いた地元に戻ってきたものの、

環境変化からのストレス、多忙な仕事の疲れ、
そこに更にSubとしての欲求不満が重なり、体調が限界にきていた橘花は、
いつもうまくいかず特定のDomも作れないでいたために、
仕方がなくSub専用の風俗で欲望を発散させることにした。

するとそこで昔関係を持ったことがあるDomに見つかってしまい、プレイに誘われる。
一度は関係を持った仲だったが、橘花の中では最低なDomだったため断ろうとすると、
逆上した相手にグレアを当てられてしまう。

 

グレアに当てられピンチに陥る橘花だったが、

そこに現れて橘花を救ったのは、高校時代の後輩で現・ヤクザの和二塚愛(わにづか いつみ)であった。

 

高校時代は喧嘩が絶えず怪我ばかりしていた愛の手当てをしてやっていた橘花。
自分にはただ懐いていただけだけだと思っていた橘花だったが、

特定のDomがいないことを愛に明かすと、
なんと愛は橘花のDomになりたいと申し出てきた。

ただの後輩である愛とプレイをすることなど考えたことがなかった橘花だったが、

愛のコマンドを受けた橘花は本能が反応してしまう。

予想だにしていなかった愛とのプレイへの期待に逆らえず、
甘やかしたりするようなプレイは絶対にNGという条件で、愛とのプレイに合意するのだった—

 

 

 
利休(りきゅー)
出ましたー!ヤクザのDom!アウトローなDomがどんなプレイをするのか、読者の期待も高まってしまいますね~♥Subの橘花も、「俺様Sub」というだけあってSubなのにいうこと聞きそうにない感じがかわいいです
 
初めてのプレイに没頭する愛と橘花。
愛のことを強いDomだと思い愛とのプレイに期待をする橘花。
プレイ中、素直に自分の言うことを聞く橘花に対して、
気が緩んだ愛はプレイ前に橘花から絶対NGと言われていたことを一瞬忘れ、思わず橘花の頬を撫でてしまう
 
しまったと思い目を向けた先には、
Subスペースに浸る橘花の姿があった—
 
思う存分プレイに浸ったその晩。
次の日体調が回復したと感じた橘花は、愛ならもしかして、自分の求めていたプレイを与えてくれるDomではないのかと期待をし、
これからも自分を支配するよう愛に要求するのだった—

 

 
利休(りきゅー)
Subなのに、謎に命令口調で高飛車なのがまた、イイ~♥ナマイキな方が支配欲をそそられる気がしますが、Domの愛くんはどんな橘花でも好きなので、ナマイキ要素にそそられてるわけではないんですよね~
 
 
愛という特定のパートナーができたことによって、満たされるようになったと感じる橘花。
ダイナミクスから来る不調とも、もう無縁になったはずだったが、
仕事中、ついに橘花が倒れてしまう
 
ダイナミクスの専門医からも、パートナーとお互いの欲求が解消できていないことを指摘される
 
自分の欲求が愛によって満たされていると思い込んでいる橘花は自身の不調を誤魔化そうとするが、
愛はついに、橘花の秘めた欲望を指摘する—
 
 

感想まとめ

今回のSubの橘花くんは、
なかなかに意地っ張りというか、頑固というか・・・

自分のSubである橘花くんに対してきちんと向き合って、
タイトルにもあるように少~しずつ「とかして」いってあげるDomの愛くん、お仕事に似合わずとっても紳士的です

 

私は愛が重めの攻め、結構好みなんですが

今回のDomの愛くんも、とっても重くて素敵です

10年も想いを封じ込めていたぶん、思う存分可愛がれるとなったら愛が爆発しちゃっています

気になるDom/Subプレイの内容は・・・?


過激なプレイや無理矢理表現は出てきません。

主人公の橘花くんは医者なので、
自分の気持ちとは裏腹に愛とのプレイによって体調が回復したことも根拠と認めて、
少しずつ自分の本当の欲求に向き合うようになります。

自分で頑なに閉じていた、Subとして抱えていた本当の欲求が
Domの愛によって暴かれていく様子は必見です!

 

Domの欲求のひとつに相手を支配したい、というのがありますが
ある意味今回のDomの愛くんも、
愛情によって橘花を包み込んでいるので、囲うというか支配の構図に近しいものを感じます。

わかりやすいコマンドやプレイによっての支配ではなく、愛によって支配、これぞDom/Subの真髄ですよね

 

 

作品まとめ

今回は主に1巻のあらすじを紹介しましたが、
こちらの「躾けてとかして暴いて愛でて」の作品は全2巻、完結しております

2巻も気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください

 

躾けてとかして暴いて愛でて 1巻

躾けてとかして暴いて愛でて 2巻

躾けてとかして暴いて愛でて2【単行本版】【特典付き】